人気ブログランキング | 話題のタグを見る

比企の郷 月輪紀行

tukinowa4.exblog.jp
ブログトップ
2005年 06月 04日

尾瀬散歩17-6-2

尾瀬散歩
尾瀬散歩17-6-2_b0054362_1957754.jpg尾瀬散歩17-6-2_b0054362_19561998.jpgあまり山登りをしていないので、手軽に眺望が楽しめるが売り、と聞く浅間隠山に登ろうと計画していたが、天候が悪く「曇りのち雨」と聞き、眺望がなくとも、雨なら雨もまたその風情が楽しめようと尾瀬に向かった。
 曇り空ながら明るく戸倉付近はつつじも満開、早速乗り合いマイクロで鳩待峠へ、峠でトイレを済ませてくると、小学生の団体が出発しそうな雰囲気なので快適な歩行を確保するため、一足先に山の鼻への下りに入る。
 山の鼻までの長い下りも右足の膝は心配した程痛まず、まずは順調、原の木道もすいていて歩き良い、尾瀬は平日に限る。
木道から離れた拠水林沿いの水芭蕉はチョット早いかな、と感じた、牛首の分岐までは茶色の枯れ草の原、東電小屋方向にすすんでようやく花が目につきだす、「ショウジョウバカマ」「ヒメイチゲ」「タテヤマリンドウ」「リュウキンカ」、東電小屋付近でサクラが満開、足元に紫の「エゾエンゴサク」が蕗の花と一緒に咲いていた。
 ヨッピ橋から東電小屋の間で以前、熊に夫婦が襲われたのを新聞で読んだが、この付近見通しの悪いところに、小さな鐘とハンマーが設置され、「鐘をたたいて、熊に人間が居ることを知らせてください」と書いてある、早速鐘を撞いて木道を進んだ。
 東電小屋で休憩の際、地図を見ながら「そうだ三条の滝を見てこよう」と思いつき、スタート、小屋を過ぎたあたりから水芭蕉の花も良く、「ザゼンソウ」も混じりだす。
 温泉小屋からの下りは残雪があり滑りやすい、ストックをだして慎重に下る、途中岩の上にいた蛇を踏みそうなる、この蛇、冬眠からまだあまり覚めていないのか、人間なれしているのか、まったく動じない、ストックでつつくと動くが、カメラを近づけても逃げない、赤茶色一色で40センチ位、細身の初めて見る蛇だった。
 平滑の滝から道は更に勾配を増し、クサリ、階段の助けをかりて下る、30分程で御池への道を右に分けるとゴウゴウと響く滝音が聞こえて三条の滝展望台に出る。
 今年は雪が多かったせいか雪解け水も多く、只見川は地響きをたてるほどの迫力で、シャクナゲが咲く滝周りは白い霧に包まれていた。
 誰もいない滝展望台で簡単な昼食のあと、温泉小屋へ登り返す。
鳩待から戸倉へのバス最終が17時、余裕があるので、温泉小屋で一休み、見晴らし・竜宮経由で山の鼻を目指す、かなり疲れているので途中の休憩回数が増える、広い尾瀬ヶ原で360度人影が見えない時もある、曇り空の上に、夕景色が近づいて物寂しい木道歩きを続ける。
 山の鼻で店じまいしている売店で特別にジェラードを作っていただきゆっくり休憩、元気のいい時は30分位で登った鳩待峠へ、休憩しながら50分かけて登る。
 日帰りで三条の滝往復は、この歳では少しきつい、ほんの散歩のつもりが目一杯歩いてしまった。
 下山後の温泉ははじめての「南郷しゃくなげ温泉」と思い、120号線から案内看板に導かれて、やっと着いたら、「木曜定休」の看板が入り口をふさいでいた、止む無く「望郷の湯」で汗を流し帰宅。
 前夜同様、芋焼酎のお湯割りを飲んで早目に就寝したら、翌日はなぜか痛んでいた右膝の痛みが止まった、糖尿が進行して麻痺したかな? 
 でもまた歩こう。
コースタイム
戸倉駐車場(7:15)~マイクロ~鳩待峠(8:5)~山の鼻(8:52-9:00)牛首T字路(9:25)~ヨッピ橋(9:57)~東電小屋(10:10-20)~温泉小屋(10:52)~平滑の滝(11:5)~三条の滝(11:50-12:07)~温泉小屋(13:5-20)~弥四郎小屋前(13:48)~竜宮(14:5-10)~牛首(14:41)~山の鼻(15:5-15)~鳩待峠(16:5)~マイクロ~戸倉駐車場(16:35)    歩程  8時間
ホームページはこちらから

by tukinowa4 | 2005-06-04 20:02 | | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード


<< 烏帽子岳湯の丸17-6-29      ヒヨドリの巣か?17-5-28 >>